Android端末(7.0以上)のセットアップ

Androidのバージョンが7.0以上であれば、Middlemanの利用に際して行うルート証明書のインストールが簡単にに行えません。そのため、まずAndroid端末をRoot化していただいた上で、以下の手続きが必要になります。

アンドロイド端末のRoot化について

- お使いのAndroid端末をRoot化できることを確認してください。Root化の手順は端末に依るため、一般的な手順を指南することができません。各自でお持ちの端末についてRoot化ができることをご確認いただくようお願いします。

アンドロイド端末の設定変更

- 設定アプリを開いて、[端末情報]を選択、[ビルド番号]の項目を7回タップします。

- [設定]の画面に戻って、下部に[開発者向けオプション]が表示されていることを確認。

- [開発者向けオプション] を選択して、[USBデバッグ]の項目を有効にする。

ADBコマンドのインストール

Windowsの場合
ADBコマンドを簡単にインストールできる「15-seconds-adb」を用います。 (詳細な手順

Macの場合
Android Studioをインストールします。( 詳細な手順

Middlemanルート証明書のダウンロード

- 自分のアカウントにログインした状態で、プロキシの設定画面にアクセス。

- 「Android」を選択する。

- 画面上部の「証明書」を選択する。

- 画面中ほどにある「タップ(クリック)してダウンロード」を選択する。

- 「middleman-ca-cert.pem」という名前のファイルがダウンロードされたことを確認する。

PCにAndroid端末を接続

- USBケーブルでAndroidとPCを接続する。

- Windowsの場合、コマンドプロンプトを開く。(詳細な手順

- Macの場合、ターミナルを開く。(詳細な手順

- 以下のコマンドを実行。
adb devices

- 以下のようにAndroid端末のシリアル番号が表示された確認し、コピーしておく。
List of devices attached
[シリアル番号] device

Middlemanルート証明書のインストール

以下のコマンドを実行する。
adb -s [シリアル番号] push [Middlemanルート証明書があるフォルダのパス]/middleman-ca-cert.pem /data/local/tmp
adb -s [シリアル番号] shell
su
mount -o rw,remount /system
mv /data/local/tmp/middleman-ca-cert.pem /system/etc/security/cacerts/

[Middlemanルート証明書があるフォルダまでのパス]は初期状態であれば次のように置き換えられます。
Windowsの場合、[Middlemanルート証明書があるフォルダまでのパス] = C:\User\[あなたのユーザ名]\Downloads
※エクスプローラ上で「ダウンロード」の項目を右クリック、「コピー」を選択するとクリップボード上に取得できます。
MacOSの場合、[Middlemanルート証明書があるフォルダまでのパス] = ~/Downloads

※LIMプログラムのメンバーの方は、この手順が完了出来ない場合、RuleBookアプリ上で相談していただければ遠隔ツールを用いて代行いたします。